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Special Interview

With Stylist Naoko Okusa

スタイリスト大草直子さんと
スリードッツのコラボTが完成!

『スリードッツ』の日本上陸時から、20年近く愛用しているスタイリストの大草直子さん。大草さんならではのこだわりや、今大切にしたい洋服の選び方、お洒落との向き合い方などを語っていただきました。

作りたかったのは、着心地が良くて
お手入れもラクな1枚

コラボのお誘いをいただいた当初から、パッと着るだけで印象的で、自信を持てる1枚にしたいなと考えていました。元来、Tシャツって肌着ですから、ともするとだらしなくなってしまいそうとか、カッコよく着こなすのが難しいと感じている人もいると思うんです。

だからと言って、高級なジュエリーやハイヒールを合わせないと着こなせないものにはしたくなかったし、Tシャツなのに家で洗濯できないなんて考えられない。イージーケアであること、そして着ていてストレスがないことなども考慮しながら、Tシャツでも着こなしが楽しくて、ラクな着心地のものになればいいなという想いを落としこんでいきました。

デザインに関してはあまり主張が強すぎるものだと着る人を選んでしまうので、体型やその人のテイスト、手持ちの洋服を選ばないものにしたかったんです。一番こだわったパフスリーブは、肩のラインになじみながら、袖の長さを取っているので、女性が気になりがちな二の腕をカバーできます。布帛で作ると肩の部分がもっと張ってしまうところですが、ジャージー素材だからこそ、どんな体型の人にも似合うデザインに仕上がりました。

素材はスマイルコットン社製のダブルガーゼ。テンションを強くかけずに編み上げているコットンなので、通常のコットンよりも柔らかく肌当たりもよいのが特徴。ナチュラルなストレッチが効くので、まるでスフレのような着心地です。どんなシーンや時間帯にも対応できるし、気負うことなくこの1枚でスタイリングを楽しんでもらえると思います。

イチ押しカラーのインスピレーションは
お気に入りの口紅

今回、4色のカラー展開の中で真っ先に決まったのが、このテラコッタリップという色です。マスクを着用するのが日常になって、私たちが最も寂しくなったことと言えば、口紅で遊べなくなったことなんじゃないかなって思ったからです。

私は日頃からマスクをしていてもなるべく口紅を塗るようにしているのですが、それでも何となく寂しいし、つまらない。だから、顔の近くにあるトップスで口紅の色を取り入れてみては?というのが、このコレクションの始まりなんです。自分の持っている口紅の色をどうしても出してほしいと、カラーサンプルをお願いしたんです。

ベージュとオレンジと赤が混じったような、フレッシュなんだけどマチュア、華やかだけど墨っぽさもあるこの色は、インターナショナルなイメージもあってドラマティック。なかなか日常にドラマが表現できないからこそ、デイリーに着られて、ちょっとした非日常を取り入れられるカットソーが、今の時代に必要な服なのかもしれません。

素材がもたらす心地良さや気分は、
周りにいる人にも伝わる

これまでの私はスタイリストとはいえ、実は自分が着たいものよりも、着ていく場所や時間、会う人、自分に与えられた役割…といった、TPOを意識してコーディネイトすることが多かったんです。だけど、リモートワークが普及して家にいる時間も増えた今、他人に向かっていたお洒落の軸のようなものが自分に向かうようになりました。自分が心地良い、着ていてラク、そして気持ちがアガる。自分にお洒落の権利を取り戻したような感覚です。

元々、Tシャツも好きだし、スリードッツも日本上陸以来ずっと愛用していたけど、リラックスした、カジュアルなシーンだから着ていたところもありました。それが今は、自分の肌が喜ぶとか、リラクシングな雰囲気が伝わることで、周囲のみんながふんわりした気分になるとか、違う視点で選べるようになったことは新鮮な気付きでしたね。

大人の女性の印象って、色や柄、フォルムだけではなく素材によるところが大きくて、たとえばカシミヤを着ている人からは充足感がにじみ出るし、シルクを着ている人は艶やかに映ります。素材って分かりやすいアウトルックではなく、自分にしか感じられないものだから、後回しになりがちだけど、心からリラックスしているとかハッピーであるとか、肌感覚や気分って間違いなく伝わるもの。家にいるときでも自分が喜ぶ素材を身に着けていたいですね。

お洒落のモチベーションは
自分でいい。自分のために服を着て

これまでもたくさんの女性から、「今の年齢で何を着ればよいのか分からない」といった相談をたくさん受けてきましたが、最近は「子どもの送迎とスーパーくらいしか行く場所がない」など、お洒落する機会が見つからなくて悩んでいる人もいらっしゃいます。

でも今は洋服を着るモチベーションは外になくていい、素敵なレストランに行くから装うのではなく、自分自身と自分の近くにいる人が喜ぶからでいいと思うんです。

この1年で、お洒落をする理由が見つからないことがこんなにも苦しいこと、そしておしゃれは自分がハッピーでいるためのツールであることが分かったはず。流行がこうだから、とか雑誌がこう言っているからとか、これまで自分以外に預けていたお洒落する権利を取り戻すいい機会。

そんな今だからこそ、ちょっとデザインコンシャスだけど着ていてラク、そして気分が上がるものは何かを探ってみてほしいんです、なぜならそれは自分にしか分からないものだから。今こそ『自分のために着る』こと心からを楽しんで欲しいのです。

STYLE SAMPLES

ライトグレー、ホワイト、ブラック、テラコッタリップの4色展開となる今回のコラボTシャツ。
大草さんご自身のアイテムを混じえながら、4通りの着こなしをご提案いただきました。

STYLE SAMPLE 1

ハイウェストのボトムスを合わせて
クールかつエッジィに

ラフになりがちなデニムパンツとの組み合わせもトレンド感あるハイウェスト&テーパードタイプを選ぶと、今っぽくアップデートされたスタイリッシュな装いに。Tシャツの色味もクールな印象を与えるアイシーなグレーだからカジュアルになりすぎず、ビジネスシーンにもぴったり。ボトムスはウェスト部分がゴム入りかつストレッチがきいているので、デザイン性をキープしながらもとてもリラックスして過ごせます。

STYLE SAMPLE 1

ハイウェストのボトムスを合わせて
クールかつエッジィに

ラフになりがちなデニムパンツとの組み合わせもトレンド感あるハイウェスト&テーパードタイプを選ぶと、今っぽくアップデートされたスタイリッシュな装いに。Tシャツの色味もクールな印象を与えるアイシーなグレーだからカジュアルになりすぎず、ビジネスシーンにもぴったり。ボトムスはウェスト部分がゴム入りかつストレッチがきいているので、デザイン性をキープしながらもとてもリラックスして過ごせます。

STYLE SAMPLE 2

ハッピーなムードに差し色で
アクセントを効かせて

白Tシャツ+エメラルドグリーンのニットスカートの組み合わせは、気心の知れた女友だちと久しぶりにランチ!なんていうシチュエーションで着たい、私の好きなものだけを詰め込んだスタイリングです。ニットのロングスカートは身体のラインに沿うコンシャスさと、クロシェ編みの持つノスタルジックな雰囲気を備えた一枚。足元はあえてピンクで外して遊び心をプラスしてみました。

STYLE SAMPLE 2

ハッピーなムードに差し色で
アクセントを効かせて

白Tシャツ+エメラルドグリーンのニットスカートの組み合わせは、気心の知れた女友だちと久しぶりにランチ!なんていうシチュエーションで着たい、私の好きなものだけを詰め込んだスタイリングです。ニットのロングスカートは身体のラインに沿うコンシャスさと、クロシェ編みの持つノスタルジックな雰囲気を備えた一枚。足元はあえてピンクで外して遊び心をプラスしてみました。

華やかなプリントでもカットソー
同士なら気軽に

淡い色だと強調されるパフスリーブのギャザー部分も黒だと目立たず、甘くなり過ぎず、シャープに見えるのがポイント。花柄のスカートもトップスと同じくカットソー素材だから、華やかな印象だけど、実はとても気軽に。足元をビーチサンダルにすれば、家族で近所のカフェやトラットリアに食事に行く時のような、リラックスしたムードにもマッチします。靴を変えれば、もちろんに仕事でも違和感がありません。

STYLE SAMPLE 3

華やかなプリントでもカットソー
同士なら気軽に

淡い色だと強調されるパフスリーブのギャザー部分も黒だと目立たず、甘くなり過ぎず、シャープに見えるのがポイント。花柄のスカートもトップスと同じくカットソー素材だから、華やかな印象だけど、実はとても気軽に。足元をビーチサンダルにすれば、家族で近所のカフェやトラットリアに食事に行く時のような、リラックスしたムードにもマッチします。靴を変えれば、もちろんに仕事でも違和感がありません。

STYLE SAMPLE 3

華やかなプリントでもカットソー
同士なら気軽に

淡い色だと強調されるパフスリーブのギャザー部分も黒だと目立たず、甘くなり過ぎず、シャープに見えるのがポイント。花柄のスカートもトップスと同じくカットソー素材だから、華やかな印象だけど、実はとても気軽に。足元をビーチサンダルにすれば、家族で近所のカフェやトラットリアに食事に行く時のような、リラックスしたムードにもマッチします。靴を変えれば、もちろんに仕事でも違和感がありません。

STYLE SAMPLE 4

ワンピース感覚で楽しめる
ワントーンコーディネイト

スリードッツの中でも大のお気に入りであるジャージーコレットロングスカートを、トップスと同カラーを合わせて、ワンピースのように。いつかまた旅に出られるようになったら、海辺でのディナーなどで着たいイメージ。デイリーに着るならハイカットのスニーカーを合わせてカジュアルダウンするのも◎。スカートはウエスト部分が二重織りで、お腹が目立ちにくいデザインだから、トップスをインするとよりシルエットが引き立ちます。

ワンピース感覚で楽しめる
ワントーンコーディネイト

スリードッツの中でも大のお気に入りであるジャージーコレットロングスカートを、トップスと同カラーを合わせて、ワンピースのように。いつかまた旅に出られるようになったら、海辺でのディナーなどで着たいイメージ。デイリーに着るならハイカットのスニーカーを合わせてカジュアルダウンするのも◎。スカートはウエスト部分が二重織りで、お腹が目立ちにくいデザインだから、トップスをインするとよりシルエットが引き立ちます。

STYLE SAMPLE 4

ワンピース感覚で楽しめる
ワントーンコーディネイト

スリードッツの中でも大のお気に入りであるジャージーコレットロングスカートを、トップスと同カラーを合わせて、ワンピースのように。いつかまた旅に出られるようになったら、海辺でのディナーなどで着たいイメージ。デイリーに着るならハイカットのスニーカーを合わせてカジュアルダウンするのも◎。スカートはウエスト部分が二重織りで、お腹が目立ちにくいデザインだから、トップスをインするとよりシルエットが引き立ちます。